大学生活を謳歌する上でサークル選びは重要である。
しかし、一見楽しそうに見える団体の中には、性的な交流を主目的とする、いわゆる「ヤリサー」が潜んでいる。
これらを見極めるには、表面的な華やかさに惑わされず、活動の実態や組織の構造を冷静に観察する必要がある。
SNSの投稿内容と写真の傾向
最も手軽かつ有効な判別方法は、公式インスタグラムやX(旧Twitter)の投稿を遡ることである。
健全なサークルは、スポーツや文化活動といった本来の目的を達成している様子を掲載する。
対して、ヤリサーは活動風景よりも「飲み会」や「合宿」の写真が圧倒的に多い。
特に、写真に写っている女子学生の服装が過度に露出している、あるいは酒席で男女が密着している様子が頻繁にアップされている場合は注意が必要である。
また、高級なラウンジや貸し切りパーティー会場での写真が目立つ団体は、背後に資金力のある不透明な組織や社会人が関与しているリスクも考えられる。
会費設定と男女の比率
会費のシステムにも顕著な特徴が現れる。
一般的なサークルは男女同額、あるいは数百円程度の差であることが多い。
しかし、ヤリサーの場合は「男子は高額、女子は無料または格安」という極端な価格設定がなされている。
これは女子学生を「寄せ餌」として集め、男子学生から徴収した資金で運営するビジネスモデルに近い構造だからである。
また、新歓期に「女子はタダで飲み放題」という言葉を強調して勧誘してくる団体は、その後のトラブルに巻き込まれる可能性が極めて高い。
インカレサークルの実態と伝統
特定の大学に属さない「インカレサークル」は、交流の幅が広がる一方で、大学当局の監視が届かないという側面を持つ。
もちろん全てのインカレが危険なわけではないが、歴史的にヤリサーとして有名な名前が隠されているケースがある。
代々引き継がれている「伝統」として、特定のコールや過激な飲み会文化が根付いている団体は、個人の意思で断ることが難しい空気感を作り出す。
OBやOGが頻繁に顔を出し、現役生に対して強い支配力を持っている場合も、健全な学生自治が機能していない証拠である。
勧誘時の言動と雰囲気
勧誘の際、具体的な活動内容よりも「すぐに仲良くなれる」「美男美女が多い」「とにかく盛り上がる」といった抽象的なメリットばかりを強調する団体は警戒すべきである。
特に、こちらの連絡先をしつこく聞き出そうとしたり、夜遅い時間からの食事に強引に誘ったりする行為は、誠実なサークル運営とは程遠い。
新入生という立場の弱さを利用し、心理的な距離を急激に詰めようとする手法は、ヤリサーの典型的な手口である。
少しでも違和感を覚えたら、その直感を信じて距離を置く勇気が求められる。
ヤリサー 見分け方に関する口コミ
「新歓に行ったとき、活動内容を詳しく聞いても『とりあえず飲み会に来ればわかるよ』としか言われなくて怖くなって帰りました。後で調べたら有名なヤリサーでした」
「女子の会費がずっと無料なのはラッキーだと思って入ったけれど、結局は男子を喜ばせるためのコンパニオンのような扱いをされて、すぐに退会しました」
「SNSの写真が美男美女ばかりでキラキラしていたけれど、実際は裏アカウントでの女子に対する品評がひどく、人間関係がドロドロしていて地獄だった」
「合宿の行き先が伏せられていたり、夜中に男女ペアで強制的に行動させられたりするルールがあるサークルは、十中八九そういう目的の集団だと思ったほうがいい」
「先輩たちがやたらと距離を詰めてきて、ボディタッチが多いことに違和感を感じた。普通のスポーツサークルなら、あそこまでベタベタしてくることはまずない」
